カマスを喰う の巻


カマスの歯

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鋭いですね。噛まれるととても痛いですよ。

こいつおじさんを噛みやがった。

しばらく血が止まりませんでした。


NMさんが

「カマスにかまれた ww」

って周りの人に言いふらしてた。


覚えてろよ!



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カマスはスズキ目サバ亜目カマス科のお魚


漢字で書くと「叺」

普通の人は読めませんね。


英語名はバラクーダ(Barracuda)


バラクーダってなんか聞いたことがあると思ったら、

「日本全国酒飲み音頭」を歌ったコミックバンドの名前でした。


♪酒が飲める酒が飲める酒が飲めるぞー


って忘年会で良く歌いませんでした?


♪2月は豆まきで酒が飲めるぞー


 とか


♪7月は七夕で酒が飲めるぞー

 とかで


そんな奴いねーよ! ww

って突っ込みましたよね?




話を戻しましょう。


日本近海に生息するカマスで有名なのは下の2種類。



「アカカマス」

本カマスとも呼ばれます。

味が良く、大きく鮮度の良いものは高値で取引されるとか。



「ヤマトカマス」

ミズカマスとも呼ばれます。

名前の通り、アカカマスに比べると水っぽく、味も落ちるとか。



では今回おじさんが釣獲したカマスはどっちなのか?



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市原市海釣り公園の皆さん!


安心して下さい!



アカカマスですよ!!



ネットで調べると、カマスの見分け方で簡単なのは腹ビレの位置。

背ビレと腹ビレの位置が上下で並んでいるのがヤマトカマス。


下の写真の様に腹ビレが前に出ているのがアカカマスだそうです。


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ウロコがしっかりしているのもアカカマスの特徴。


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ヤマトカマスのウロコは小さく細かいそうです。



アカカマスで一安心。


安心したところで、

このアカカマスをどうやって頂きますかね。



まずは下処理から。


危険な棘鰭(きょくじょう、トゲのことです)のあるヒレを切り落した後、

アカカマスの特徴であるウロコを落します。


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その後は良く水洗い


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良く洗うことで、カマス特有の臭いが薄らいでいきます。



頭と内臓を処理し、使っていないハブラシで中の汚れをこすり落とします。


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ハブラシは使っているやつでもいいです。

朝番カマスの生臭い香りを楽しめるでしょう。



2枚に開きます


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それにしても身が綺麗なお魚ですねー



塩分濃度10%の塩水に30分ほど漬します


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キッチンペーパーで表面の水分を拭き取った後、干し網の中へ。


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一晩干したらカマスの一夜干しの出来上がり。

グリルで焼いて頂きましょう。



【カマスの一夜干し】


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最高ですな。

特に美味しいのは皮。

皮が美味しい魚は身も美味しいと言うけどその通り。

脂が乗っていてしっかりとした旨みを感じます。


星は5つ★★★★★


高値で取引されるのが分かります。




そしてもう一品



三枚に卸して刺身状に切り分けた後、

皮をバーナーで炙ります。



【カマスの炙り】


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※しまった! キティちゃんのお皿だ!



絶品ですな。


炙ることでカリカリになった皮の旨みと、

ふっくらと美味しい身を、同時に味わえます。

個人的にはタチウオの炙りより上だと思います。


これも星5つ★★★★★



カマスってこんなに美味しい魚なのに。


なんで皆んなイナダばかり狙ったんでしょうね?



イナダの刺身なんて脂が乗ってないんで大して美味しくないですよ。



【イナダの刺身】


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星2つ★★




皆さんも一度カマスの炙りを食べてみて下さい。


おじさんが目の前のナブラを無視して


カマスを狙った理由が良く分かると思いますよww




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アジ三昧 の巻



6月17日にアジングで釣獲したアジです。


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a:20cm台後半のアジが1匹


b:10cm台後半から20cmくらいのが6匹


c:それより小さいのが6匹



今回はこのa,b,cのアジをそれぞれ違う料理で頂きました。



aのアジは塩焼きに


bのアジは一夜干しに


そしてcのアジは「なめろう」にしました。


なめろうは初のチャレンジです。




【アジの塩焼き】


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内臓とエラとゼイゴを取って塩を振って焼いただけです。

手前のはカタクチイワシ。

これもウロコと内臓を取って焼いただけ。


身がホクホクして美味しかったですよ。

カタクチイワシはちょっと苦みがあるのが、またいいんですよね。




【アジの一夜干し】


内臓を取って腹開きにして塩分濃度10%の食塩水に1時間浸し、


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干し網に入れて一晩ベランダで干しました。


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干した物を焼いたのですが、写真を撮る前に食べちゃいました ww


今回の一夜干しは今までで一番好評でしたね。

ハカリを使って正確に塩分濃度を調節したのが良かったのかな?


今までが適当過ぎたんですよね。




【アジのなめろう】


三枚に卸して皮を剥いだものを

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細かく切った後に

長ネギ、生姜、大葉をみじん切りしたものと混ぜ合わせ、

味噌、醤油を加えて練り込んだ後に包丁で叩き切る


初めて作りましたが、超簡単でした。



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でもちょっと叩き過ぎたかな。

もうちょっと形を残した方が食感を良く出来たと思います。


次回の課題ですね。



どれもシンプルで簡単な料理でしたが、美味しく出来ちゃうのがアジのいいところ。


でも塩分が少し濃い目かな?


血圧高いんですよねー www



ナマコを喰う! の巻


マナマコ(真海鼠)は棘皮動物門ナマコ綱楯手目マナマコ科の生き物。


マナマコは生息環境によって色が変わるそうで、赤ナマコ、黒ナマコ等と呼び名が違っても同じ種類だそうです。

ちなみに棘皮動物門はナマコの他に、ウニやヒトデが属しています。分かるような分からないような。



基本的におじさんはヌルヌル、ぶにょぶにょ、グニョグニョしたものが嫌いです。


子供の頃は平気だったオタマジャクシやドジョウなんか今では触れません。


本当はアオイソメも触りたくないんです。


大きいミミズなんて絶対に無理!


食べ物ではオクラやとろろ芋、グミなんかが苦手ですね。



前回ナマコをジグでキャッチした時は、ナマコに触れないようにプライヤーでジグを逆さにしてフックを外しました。



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そんなぐにょぐにょ嫌いのおじさんが、何故ナマコを持ち帰ったのか?


理由は「あるブログ」を読んでしまったからです。






このブログ、凄いんです。


おじさんがこのブログの存在を知ったのは、




という記事に偶然出会ったからでした。


世の中には凄い人がいるなぁ、と思って記事を読んでみると、以外としっかりとした内容でとても感心させられました。


面白いブログだと思い、改めてブログ内を回遊して他の記事を読んでみたのですが・・・



凄すぎでした・・・


アニサキスなんて可愛い方でした。



著者の茸本さんが食べたのは



・ミシシッピアカミミカメ(ミドリガメ)

・ワニガメ

・ウシガエルのオタマジャクシ

・エイのレバー


これくらいまでは何とか理解出来るのですが



・鹿のキン○マと棒

・ヒトデ

・クリオネ

・ヤマビル

・アオイソメ


ここまでくると付いて行くのが厳しくなり、



・ミミズのハンバーグ


の記事ではぶっ飛んでしまいました。


しかも食べた結果が、ミミズ臭くて不味かったとか・・・。



興味ある方は読んでみて下さい。

基本的にまじめなブログですので勉強になりますよ。




話が凄う方向にそれてしまいました。


おじさんは「野食ハンマープライス」を読んで考えが変わりました。


世の中、こんな凄いものを食べている人がいるのに、


大の男がナマコなんかでビビってどうする!


ナマコなんてクックパッドに調理法が乗っているくらい当たり前の食材だぞ!


よーし! 次に釣れたら絶対に食べてやる!



そう思っていたら・・・


すぐに釣れちゃいました。



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い、いきなり・・ 


次は食べるって言っても心の準備っちゅうものが・・・


なんて最初はちょっと焦りましたがww


針掛かりしたナマコを今度はちゃんと手で外しましたよ。




直接触ると想像していたよりぶにゅぶにゅしていませんでした。

ヌルヌルはしていましたが。



まな板のマナマコです。早口言葉みたいですねww



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裏側です。


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ライティングしてないので黒くてよくわかりませんね。

お腹の方は平べったいんですよ。



口と肛門の部分を切り離します。

どっちがどっちだか分かりませんが。

ナマコは筒状になっているので、内臓を押し出し易いようにするためなんでしょうね。



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茶色い汁がジワーっと。




本体をギュッと握り、内臓を押し出します。



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このあたりまでくると、もう気持ち悪さとかはないですね。

ぶにゅーって押し出すのを楽しんじゃってますww



内臓が出ました。


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内臓といってもほとんどが腸などの消化器官のようです。

心臓や肝臓のようなものは見当たりません。


ナマコの腸は塩辛にすると(このわた)とても美味しいそうですが、今回は量が少ないので断念しました。




キッチンバサミで腹の部分を切り裂きます。



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口と肛門部分のそばにブツブツがあったので包丁でそぎ落としました。



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塩をまぶした後、もみ洗いして汚れとヌメリを取り除きます。



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しかしヌメリはなかなか取れてくれません。



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ま、いっか、汚れてなければ。

生臭くもないし。



ひと口サイズに切り分けます。

幅は1cmくらいでしたかね。



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器に入れて1時間ほど冷蔵庫で冷やしておきました。



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1時間後。


食卓の上でポン酢をかけ、「なまこポン酢」の完成です。



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かみさんから「早く食べてみて!」と毒見役をせかされます。


「お、おう!」


もっとよく洗っておけばよかったかな?と後悔しつつ、ひとくち目。




コリッコリッ!


食感はいいですね。


舌触りも良し。


身に染み付いた塩味と、ポン酢の甘味が良くマッチしています。


これはいんでいないかい?


採点は


★★★★


くらいかな。


ご飯のおかずよりお酒のおつまみに向いてますな。


これは一人で全部食べちゃいけないな、と思い、


3,4口程食べた後は残して置いたのですが、


1時間位してから食べてみたら身の塩味がきつくなっていました。


何故なんでしょうね?


時間の経過とともにナマコの内部成分とポン酢が化学反応したのかな?


それとも部位によって塩の染み込み具合が違うのかな?



まあ、それはそれとして、基本的にナマコが美味しいことは良く分かりました。


調理も簡単ですしね。



間違いなく



ミミズハンバーグより美味しいと思いますよww



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コノシロを喰う の巻



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【コノシロ】


コノシロはニシン目ニシン科コノシロ属のお魚。


出世魚で10cm台前半のものを 「コハダ」 と呼びます。


コハダというと寿司ネタとして有名ですよね。



晩秋から初冬にかけて、海釣り公園ではサビキ釣りでコノシロがアホみたいに釣れます。


30cmくらいになるので、初心者サビキ釣りのターゲットとしては、サバの次くらいに大きい魚になるのかな?



おじさんもサビキ釣りで4匹ゲット。


もっと釣れましたが、調理するのが面倒なのでリリースしました。



冒頭の写真はクーラーボックスから出したところ。


何もしていないのに、ウロコの半分くらいがいつの間にか落ちちゃってます。


カタクチイワシやサッパもウロコがすぐに落ちますよね? ニシンの仲間の特徴です。



ヒレ類をキッチンバサミで切り落とし、残りのウロコを落として良く洗います。


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綺麗な身体になりました。


さあ、どうしましょう?



コノシロやコハダというと、酢で〆る料理が一般的です。


ネットで検索すると酢レシピばかりがヒットします。


でも面倒くさいのが嫌いなおじさんは酢料理なんかにしません。


確か今の時期のコノシロは、塩焼きにしても脂がのっていて美味しかったはず。



そう、実はおじさんがコノシロを食べるのは今回が初めてではありません。


5,6年前くらいかな? 塩焼きにして食べたのは。


美味しかったですよ、脂がのってて。




塩焼きにするといっても、そこはニシンの仲間。


全体的に小骨が多く、そのまま焼いたんじゃあ食えたもんじゃありません。


なので5mm間隔くらいで骨切りをします。


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ちなみに内壁は真っ黒で汚いですよ。

サヨリより黒いかも。

念入りに洗いましたけどね。




【コノシロの塩焼き】

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うんうん、確かこんな感じ。


美味しそうに焼き上がりましたね。


さっそく頂いてみましょうか。




骨切りしたのに硬い小骨が口の中で暴れまくります。

上顎の裏や舌に刺さりそうで怖い。


おかしいな? こんなに骨が邪魔だったかな?


で、お味の方は?


脂はのってない、


旨味も感じない、



それより何より




ど、泥臭い・・・


ほ、星は・・・・


ゼロ・・・




神様


私は罪人です


食べ物を、


自然の恵みを、


捨ててしまうなんて


しかも3匹分も・・・



でも


これ以上食べたら



吐いちゃうかも・・・




あれー?


おかしいな?


こんなまずい魚だっけー?


酢締めなんて面倒くさいことしないで、


塩焼きでも十分に美味しいよって記事にするつもりだったのに。



という事で



今年のコノシロは酢〆にして美味しく頂きましょう!



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イラを喰う の巻



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【イラ】


イラはスズキ目ベラ亜目ベラ科のお魚。


Nさんが館山沖で釣獲したものを頂きました。




ベラの仲間かあ〜


嫌いなんですよね、ベラ。


ヌルヌルしてるし、顔が気持ち悪いし。


釣れたら100%リリースしてます。


ベラとは顔付きがぜんぜん違いますが、イラも変な顔だしヌルヌルもしてるんで、好きになれないタイプの魚なのは変わりません。


やっかいな魚をくれたよなー、Nさんも。



まずこのヌルヌルを取らない事には何も始まりません。


流水でゴシゴシします。


ゴシゴシ

ゴシゴシ

ひたすらゴシゴシ




10分くらいゴシゴシしましたかね。


なんとか手で掴めるレベルになったので、ウロコを落とします。


でかいウロコが飛び散るので、ポリ袋の中でやりました。


捌くのに邪魔なヒレも全て切り取りました。


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なんかより気持ち悪くなってしまったような・・・



頭を落とし、内臓を出そうとしたら、びっくり!内臓がほとんどありません。


腹の中が空洞なんです。


心臓とか肝臓らしきものはあるのですが、胃や腸のような臓器が見当たりません。


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こいつは食べ物をどうやって消化し排出しているのか?


不思議な魚です。




3枚に下ろします。

白身がとても綺麗でした。



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脂ものっていそう。


もしかしたら見た目と違って美味しいお魚かも?





皮を引いて、中骨の部分を切り取り、サクにします。


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お刺身でもいけるかな?とも思いましたが、無難にソテーにしました。


ネットで調べたら磯臭いっていう情報があったので・・・




【イラのソテー】

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心配していた臭みはありません。


でも旨味もありません、


脂ものってません。


素材の味をほとんど感じません、


なんと評価すればいいのかよく分かりません。


完全な見掛け倒し!



とりあえず星は


☆☆


くらいにしておきましょうかね。




・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・




本当はこれで終わりにしたかったんですがね。



うるさいんですよ、Nさんが,



頭の中が見たいって。


どういう趣味してるんでしょうねwww



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嫌ですよ、おじさんだって。


こんな変な顔の魚の頭の中を見るなんて。


大っ嫌いなベラ科だし。


でもここで断るとアカハタとかの美味しい魚を分けて貰えなくなるかもしれないんで、


泣く泣くやりましたよ。




口の辺りからザクッ


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でも簡単に割れてくれません。


頭の奥の方に硬い部分があり、包丁が当たって先に進みません。



ここで止めとくか?


でもNさんが許してくれないだろうな




しょうがないので、そこから先は手でこじ開けました。


なんで触るのも嫌な魚の頭を、手なんかで、とボヤきながら。



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なんとか半分にしました。


気持ち悪いですねー




裏側なんか見たくないでしょ?


でもNさんが見たいって許してくれないんですよ。



ほらっ


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うー、吐きそう。


えっ?


これを食えって?


鬼ですね。



しょうがない、


焼いてみるか。




【イラの頭の塩焼き】


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焼き上がりを見たかみさんの第一声が、



なんか身が青いんだけど・・・



もしかしたら焼けば美味しくなるかも?なんて期待してましたが、


世の中そんなに甘くはないようです。



青い塩焼き・・・



清水の舞台から飛び降りてみるか。



パクっ!



磯の香りが口の中に広がります



言い方を変えると、



磯臭さが口の中に充満します




神様


私は罪人です


食べ物を、


自然の恵みを、


捨ててしまうなんて


でも


これ以上食べたら



吐いちゃうかも・・・





ネットの情報では夏場は磯臭いので、食べるなら秋から冬だそうです。


臭いには個体差もあるそうですよ。




もちろん、おじさんは二度とイラないですが。




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